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   2023.04.25.
  雲南市・浄化槽の不適切管理:新たに113基判明!   
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個人宅浄化槽の不適切管理を受け再調査!
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なんともいい加減な役所だ!
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 4月2日に本件記事の内容を掲載したが、それから大して時間がたたないうちに、不適切管理の内容が拡大し判明した。
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 島根県雲南市は、4月20日、市が管理する浄化槽が職員のミスで停止していた事案を受け再調査を行った結果、新たに113基の浄化槽でも不適切な管理が行われていたことが分かったと発表した。
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 雲南市では2022年12月、市が管理する浄化槽で、貸家と本宅を間違え、1年1か月の間、本宅の浄化槽が管理休止の状態になっていたことが発覚。
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 その後の調べで、さらに15基18世帯分で管理開始の指示が出されていなかったことが分かった。
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 これらの事態から、市は改めて、2020年4月以降休止扱いとなっている浄化槽と、新たに開始・再開した浄化槽について再調査を実施した結果、新たに113基114世帯で、管理が適切に行われていなかったことが判明。
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 不適切な管理は1か月から最長3年で、浄化槽法で定められた年に1回の保守点検や清掃が行われなかったものもあるという。
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 市は、6月議会の補正予算に計上し、対象世帯に対して浄化槽使用料の一部を返金する方針で、今後はチェック体制を強化するとしている。
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雲南市水道局の職員が、浄化槽の維持管理の手続きを誤り、法律で義務づけられた保守点検などが行われなかったとして、雲南市は、この職員を減給の懲戒処分にした。
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市の調査に対して、50代の職員は、「おととし7月に起きた水害の対応などで業務が多忙で、必要な手続きを失念していた」などと説明しているということで、市は、この職員と管理職の合わせて2人を、3月30日付けで減給1か月、10分の1の懲戒処分にした。
また、報告が適切に行われていなかったとして、別の管理職1人を戒告の懲戒処分にした。
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