NPO法人建友会

2023.05.08.

近畿日本ツーリスト：過大請求が3億円が16億円に！

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コロナ関連事業の業務委託で人件費水増し！
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「関西法人MICE支店」支店長は改ざん指示も！
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　ワクチン接種など新型コロナウイルス関連業務の委託料を自治体に過大請求していた問題で、旅行大手の近畿日本ツーリスト（KNT）は5月2日、水増し額が最大約16億円に上る疑いがあると発表した。
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　コールセンター業務で実際の人数より多く請求していた。契約についての知識不足と、営業目標を達成したいとの意識が原因だとしている。
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　2日に記者会見を開き、社内点検の結果を公表した。2020年4月～23年3月に扱った762団体、2924件の受託事業を調べたところ、すでに判明している大阪府東大阪市や静岡県焼津市を含む16自治体に5億8400万円を水増し請求していた。速やかに返納するとしている。
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＜4月12日のコメント＞

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　いずれも受託した人数より少ない人数を再委託先に発注し、自治体には虚偽の人数をもとに過大に請求をしていた。東大阪市から受託したワクチン接種予約の業務では、「関西法人MICE支店」の支店長が過大請求を黙認し、発覚しないよう再委託先に勤務実績を改ざんするよう指示もしていた。
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　不正が相次いだ要因の一つとして、同社は受託事業の契約についての知識の乏しさがあったとしている。旅行事業では原価が変わっても、目標を達成できればいいという認識が社員にあり、高浦雅彦社長は「同じような感覚で考えてしまったところに一番の原因がある」と説明した。
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　悪質極まりないことをしておきながら、いろいろと言い訳が多いのは4月12日に出したコメントで、「今後について、現在、社内調査を進めておりますが、併せて専門的で中立・公正な調査等を実施するため、独立社外取締役及び外部の専門家（弁護士）からなる調査委員会の立ち上げに向けて準備いたしております。」という調査委員会の立ち上げをしないつもりなのだろう。
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　丸投げ専門には慣れているはずなのに、「受託事業の契約についての知識の乏しさがあった」と言い訳している。加えて”「関西法人MICE支店」の支店長が過大請求を黙認し、発覚しないよう再委託先に勤務実績を改ざんするよう指示もしていた”との発言は、調査委員会を立ち上げ調査をしたとき、もっと悪質な部分がでる恐れがあったのではないのか。
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　この社内点検だけで打ち切りたいのだろう。
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