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   2023.09.06.
  大井川護岸工事:井戸枯れや水量戻らず!  
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国交省が井戸59カ所の調査開始!
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 大井川の護岸工事が行われ、静岡県島田市の農家の井戸で水が出なくなり水量が戻っていない。
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 国土交通省静岡河川事務所による大井川の護岸工事で付近の井戸が枯れ農家にも影響が出ている。大井川の東側で洪水対策のための護岸工事が行われ、この地区にある井戸が枯れてしまったという。
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神座地区のイチゴ農家は「護岸工事で井戸水が出なくなったので、切り替えの工事が行なわれたが、そちらの市の水道管が圧力が強過ぎて、ハウスの中の色んなところで管がはぜてしまって、それで水が行かなくなって全部枯れてしまった。」この時は、工事業者により、被害額の6割ほどにあたるおよそ500万円が補償金として支払われた。
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 2022年護岸工事が終わったことで、水道水から元の井戸水に再び切り替えられたが、井戸の水は枯れたままの状態になっていてイチゴは枯れてしまったという。被害額はおよそ1000万円。
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 住民の不安が広がる中、9月6日から国土交通省・静岡河川事務所が井戸の調査を始めました。
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 静岡河川事務所は2020年から2022年にかけて、島田市神座地区の大井川で浸食などを防ぐため護岸工事を行いましたが、現在 周辺の井戸13カ所で水量が戻らなかったり枯れたりする状態が続いている。
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 このため静岡河川事務所は6日から、井戸の調査と利用者への聞き取りを行っている。
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静岡河川事務所・桃木優一 副所長
井戸の状態を丁寧に。もしかしたらもう出るようになっているかもしれないので、その辺を1つ1つ確実に調査をしたい
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 河川事務所は9月中に59カ所の井戸の調査を終え住民説明会を開く予定で、理解が得られたら再び護岸工事を行う方針。
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