. 
 
アクセスカウンター
   2023.09.07.
  群馬・前橋市:スマート水道メーター導入へ実証実験!  
   
.
遠隔地から検針が可能に!
.
.
各家庭などの水道利用量が遠隔で自動的に把握できる「スマートメーター」を導入する自治体が増えている。訪問による検針をなくすことで業務負担が減るほか、高齢者宅の使用状況を家族に伝える見守りサービスとしても活用。新型コロナウイルス禍で親族間の対面機会が減る中、コミュニケーションの増加につながる効果も期待される。
.

.
厚生労働省も水道分野での先端技術利用を推進しており、担当者は「スマートメーターが他にどんな場面で役立つかの検討も含め、モデル事業などを後押ししていきたい」と話している。
.
 群馬県前橋市は通信機能を備えた、遠隔での検針が可能な「スマート水道メーター」の導入に向け2023年12月から実証実験を行うことを発表。
.

.
 実験が行われるのは、雪の降る量が多く、検針に時間と危険が伴う前橋市富士見町赤城山大洞地区の宿泊施設など59件。大洞地区は、雪が降った時にも対応できるように地上で水道使用量を確認できる電子式の水道メーターが設置されている。
.
 実験は、電子式の水道メーターに通信機器を接続することで、使用量をデータセンターに送信し、水道局で検針結果を確認する。市は今回の実験で通信状況や、システムから得られたデータと検針員による検針結果の正確性などを確認し、業務の省力化や効率化につなげたいとしている。通信機器は積雪量が増える23年11月末までに設置を完了し、23年12月から2025年3月末まで実験を行う予定。
.

.

.
 市では今後、オートロックの集合住宅へのスマート水道メーターの設置や水道使用量の見える化などといった市民サービス向上への活用についても検討するという。
.
 県内ではすでに、東部水道企業団や安中市、片品村などの一部でスマート水道メーターが導入されている。
.