NPO法人建友会

2023.09.08.

岩手・山田町：元課長補佐の官製談合事件！

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7月14日、検察は堀合被告に懲役1年2か月を求刑！
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9月4日、堀合被告に懲役1年2カ月・執行猶予3年の判決！
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　5月17日午後に行われた臨時の記者会見で、山田町の佐藤信逸町長は「多大なるご迷惑をおかけしたことについて、心から深くお詫び申し上げます」と陳謝した。
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　この事件は2021年11月、山田町船越のグラウンドゴルフ場に芝生を張る工事を町内の建設会社・堀合建設に落札させるため、入札前に工事の設計金額を漏らし落札させた疑いで、5月16日、町の元職員・高山賢次容疑者（56）が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたもの。堀合建設の役員・堀合宏幸容疑者（64）も公契約関係競売等妨害の容疑で逮捕された。
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　山田町は落札の建設会社を1年間指名停止とした。
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　岩手県山田町が発注した土木工事を町内の建設会社に設計金額を漏らし落札させたとして、町の元職員の男などが逮捕された事件を受け、町はこの建設会社を5月18日から1年間指名停止とすることを決めた。
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　2013年から3年間、水産商工課の課長を務め高山容疑者の上司だった甲斐谷芳一副町長は、高山容疑者の勤務態度に問題はなく、技術職として震災で被災した漁港の設計や施工のほか、観光施設の設計・施工にも携わっていたと説明し、高山容疑者は入札の設計金額を知ることができる中の1人だったという。
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　高山容疑者は22年3月、一身上の都合で依願退職している。
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（佐藤信逸町長）
「入札方法等に改善するところがないか、改めて検証し改善に取り組んで参りたい」
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　堀合建設は事件があった2021年度に、グラウンドゴルフ場の工事を含め町が発注した7件の工事を落札していて、契約金額は合わせて6900万円に上るという。
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　町内の建設会社は事件となった工事の入札について、「落札しようと頑張っていたが、堀合容疑者の建設会社の落札価格が安くて驚いた。事件があった2021年度は、水産商工課の入札で、堀合容疑者の建設会社が多く落札していた」と話している。
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　警察は5月17日、高山容疑者と堀合容疑者の身柄を盛岡地検に送った。警察は2人の関係や金銭のやり取りがなかったかを捜査している。
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　岩手県山田町が発注した土木工事をめぐる官製談合事件について、町の元職員の高山賢次容疑者が漏らした設計金額をもとに工事を落札したとして起訴された元建設会社社長堀合宏幸容疑者の初公判が7月14日行われ、検察は懲役1年2か月を求刑した。
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　盛岡地裁で開かれた初公判で堀合被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は「身勝手な動機で酌量の余地がない」として懲役1年2か月を求刑。一方の弁護側は「被告は起訴内容を全面的に認め、反省の態度を示している」として、執行猶予付きの判決を求めた。
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　判決は9月4日に言い渡される。
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　岩手県山田町の公共工事を談合で落札した罪に問われている堀合宏幸容疑者に対し、盛岡地方裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
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また、共犯として設計金額の情報を教えたとされている町の元職員の高山賢次容疑者の談合審理も9月4日から始まりました。
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　判決によると、堀合建設の社長だった堀合被告は、山田町が2021年11月に執行した公園の工事の入札を、ともに起訴された元町の職員・高山賢次被告（56）から入札額の最低ラインを算出する基準となる設計金額の情報を得て、違法に落札した。
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　7月の初公判で堀合被告は「工事が減って困っていた」「高山被告に現金160万円を貸していたので助けてくれると思った」と動機を説明していた。
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　9月4日の判決公判で中島真一郎裁判長は、過去にも談合で有罪判決を受けていたことに触れ、「談合に対する抵抗感や規範意識が乏しい」と指摘し、「罪を認め反省している」などとして、堀合被告に懲役1年2カ月・執行猶予3年の判決を言い渡した。
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　同日の4日は堀合被告の共犯とされる高山被告の裁判も開かれた。
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　高山被告は町役場の元同僚に対する詐欺の罪に問われ、すでに裁判が行われていましたが、堀合被告に設計金額の情報を教えた官製談合事件などの審理が4日から加わった。
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　高山被告は4日、起訴内容について「間違いありません」と認め、裁判は刑の重さが争点となっている。
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次回は被告人質問が行われる。
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