. 
 
アクセスカウンター
   2023.10.02.
  綾部市の川でPFAS検出:国の準値の120倍以上! 
   .
.
当初は基準値の50倍以上!
.
再検査で濃度がさらに高くなった!
.
.
 京都府綾部市を流れる天野川。再検査でPFASの濃度がさらに高くなっていた。
.
 京都府綾部市を流れる天野川では、8月下旬に採取された水から「PFAS」と呼ばれる有機フッ素化合物のうち、発がん性などが指摘されている2種類の物質が国の基準値の50倍以上検出されていた。
.

.
 京都府は9月19日、8月下旬に採取した綾部市の天野川の水から、PFASと呼ばれる有機フッ素化合物のうち、人体への影響が指摘されている2種類の物質が、国の基準値の50倍を超える1リットルあたり2800ナノグラムが検出されたと発表。(※暫定指針値は50ng/L)
.
 天野川上流にある「建築廃材の処分場」から雨の影響で流れ出た水が原因と推測されるとみられ、府はすでに放流の改善方法を指導のうえ、事業所側にも対策の指示をしたとしていた。
.

.
 上流にある「建築廃材の処分場」から流れ出た水が原因とみられ、事業所側は9月20日に府の指導にのっとって活性炭を使ったろ過装置の交換を行ったが、9月25日に川を再検査した結果、国の基準値の120倍以上と前回よりも濃度が2倍以上高くなり、府は有効な水の処理方法などについて国の専門機関に指導を依頼したという。
.

.
 根本原因は建築廃材と言っても多種あり、ビル解体から工場解体まで幅広く、化学薬品製造工場であったり、医薬品製造、化学分析研究所、石油関連連工場と実に多い。京都府は、搬入されている廃材などの検査をしたのだろうか、小手先で水検査をしても解決はしないのだが、、、。
.

.
 綾部市は生活用水に使われている川の周辺の井戸水を4か所(物部町・新庄町・豊里町・小貝町)で調べていましたが、こちらの値はいずれも国の基準以下だったという。
.
 府はこの4地点以外の井戸水についても順次、調査を実施する方針。
.
 今回検出された2種類の物質は、自然界で分解されにくい性質で発がん性など人体に悪影響を及ぼす可能性があるとされている。
.

.
 天野川源流の貯水池の傍で建設廃棄物処分地の許可を出すこと自体問題があるのではないか。
.
,