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   2023.10.10.
  有害物質PCB使用の橋:未処理のまま撤去! 
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気仙沼市内の橋撤去・不適切処理!
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宮城県は有害物質であるPCB・ポリ塩化ビフェニルが塗られた気仙沼市内の橋を撤去する際、法に基づかない不適切な処理を行ったと発表した。
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 県によりますと災害復旧工事で撤去した気仙沼市南郷の渋板橋について、人体に有害なPCB・ポリ塩化ビフェニルを除去したうえで専門業者に処分を依頼する必要があったが、3月に除去処理を行わないまま搬出した。
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宮城県は国の基準値を超えたPCB・ポリ塩化ビフェニルが塗られ、2023年3月に災害復旧工事で撤去された気仙沼市の県道の「渋板橋側道橋」について、法律に基づかない不適切な処理を行ったと明らかにした。
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ポリ塩化ビフェニルの廃棄は本来、塗膜を除去した上で、管理者が運搬・処分の免許を持つ専門業者に処分を依頼する必要があります。しかし、県の担当者が業者に伝えるのを忘れ、塗膜の除去処理を行わずに、業者は通常の方法で運搬・処分を行ったという。
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 橋はスクラップ業者に引き渡され、5月末までに処分され、撤去した部材はおよそ1600度で溶解処理されており、最終的には無害化されたという。
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 県内には今後処理が予定されている橋がほかに14あるということで、県は関係者への周知を徹底し再発防止に努めると説明している。
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