. 
 
アクセスカウンター
   2023.11.10.
  熊本市・田尻議員:文書違法配布・罰金30万円! 
   .
田尻市議は控訴の意向!
.
別の公選法違反・北口元市議の支持者3人は不起訴!
.
.

.
 2023年の熊本市議会議員選挙で、立候補の届け出前に違法な文書を配ったとして、公職選挙法の罪に問われていた熊本市議会議員に対し、熊本地裁は10月13日、罰金30万円の有罪判決を言い渡した。
.

.
 判決を受けたのは、熊本市議会の田尻善裕議員(60)。田尻議員は、2023年4月に行われた熊本市議選の告示前に、投票を呼び掛けるリーフレットや名刺を有権者の住宅など18か所に配ったとして、公職選挙法の罪に問われていた。
.

.
 13日の判決で熊本地裁の平島正道裁判官は「被告は、犯行の認識や違法性の意識について、否認するかのようなあいまいな供述をするが、文書の内容は一見して自分への投票を依頼するものであると容易に理解できる」などとした。その上で「多数の人に自分への投票を露骨に呼びかける法定外の文書を頒布しており、選挙の公正を害する悪質な犯行」として罰金30万円を命じた。
.

.

.

.

.

.
さらに平島裁判官は、田尻議員に対し「自分がやった行為について改めて認識してほしい」と話した。
.

.
 罰金刑が確定すれば議員を失職し、公民権が5年間停止されるため、田尻議員は次の選挙にも立候補できない。田尻議員は、判決後の会見で控訴する方針を示した。
.

.

.
・熊本市議会 田尻善裕議員
「事実ではないことをもとに話されている部分もあり、初めて裁判を体験したが、こういうことで物事が決まるかと驚いている」
.
 田尻議員は「文書を書いたことは認める。無知だった」とした上で、文書作成に積極的だったことや違反という認識があったとする判決内容は事実ではないとしました。今後も、議員活動を続けながら裁判をするとしています。
.

.

.
・熊本市議会 田尻善裕議員
 「地域の要望とか相談は今もやっている。議員活動をさせていただきながら裁判に向かうことでは、支障がないようにしたい」
.

.
.
.
元熊本市議の北口和皇被告が2023年春の選挙期間中に投票呼びかける文書を送るなど、元熊本市議の公選法違反事件については、支持者3人は不起訴となった。
.

.
 公職選挙法違反の罪に問われている元熊本市議の北口和皇被告。支援者3人は不起訴。
.

.

.
 今年4月に行われた熊本市議会議員選挙で、自身への投票を呼びかける違法な文書を有権者に送ったとして、元熊本市議の北口和皇被告(65)が公職選挙法違反の罪に問われている。
.
 この事件では、北口被告の支援者3人が、封筒に入れる作業や発送を手伝ったとして書類送検されていました。この3人について熊本地検は11日付けで不起訴処分とした。
.
 不起訴の理由については「回答は控える」として明らかにしていません。
.

.