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   2024.01.28.
  PCR検査キット・出資募った疑い:6人逮捕! 
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医療関連会社「アイチェック」!
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135人余から約32億3600万円を集めていた!
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 架空の新型コロナウイルスのPCR検査キット販売事業への出資名目で約6000万円を詐取したなどとして、警視庁生活経済課は1月18日、医療関連会社「アイチェック」(東京都中央区)社長、金子賢一(44)と、コンサルティング会社役員、入江正和(50)の両容疑者ら男性6人を詐欺や金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。
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 金子容疑者らは2022年3~11月、計135の個人や法人から計約32億3600万円を集めていたという。PCR検査キット販売事業に実態はなかったとみられ、生活経済課が集めた資金の流れを調べている。
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 6人の逮捕容疑は22年3~9月ごろ、「元本保証で、月に出資額の5~8%を配当する」などとうたい、PCR検査キットの販売事業への出資を募り、国の許可を受けずに東京都の男性会社役員ら5人から計約4億円を集めた。金子、入江両容疑者らは、このうち3人から計6000万円をだまし取ったとされる。生活経済課はいずれの認否も明らかにしていない。
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 生活経済課によると、アイチェック社は20年12月の設立後、新型コロナの無料検査所を運営するなどしていた。PCR検査キットを巡る手法は、金子容疑者が考案したとみられる。入江容疑者を介して「補助金で5倍近くの利益が出る」「コロナはいつ収束するか分からない」などと勧誘し、中には17億円超を出資した法人もあった。
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 当初は配当があったが、次第に滞り、出資者らが23年3月ごろに警視庁に相談していた。生活経済課は集めた資金を新たな出資者への配当に回していたほか、一部を別事業の健康・美容関連事業の負債返済などに充てていたとみている。
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 東京都ではPCR検査や抗原検査を行う11事業者、計約183億円の不正が確認されているという。令和5年には検査数を水増しして都に報告し、補助金を詐取しようとしたとして、警視庁が詐欺未遂容疑で男6人を逮捕。男らが報告していた検査実績の8~9割は虚偽だったとみられる。
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また、1月4日にも検査数を水増しして補助金約1億6500万円を詐取したとして、大阪府警が歯科医師の男らを詐欺の疑いで逮捕した。
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売り上げが落ち込んだ個人事業主や中小企業を対象とした「持続化給付金」の不正受給や、行政機関を名乗り、ワクチンを優先的に接種できるとして金銭を要求する事例もあった。
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