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   2024.02.20.
  群馬・伊勢崎市:工場の排水・3500倍のジクロロメタン検出!
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利根川水系の車川に影響か!
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 国土交通省は、群馬県伊勢崎市の工場排水から、基準値の3500倍のジクロロメタンが検出されたと発表。排水は、利根川水系の車川に流れていて、国土交通省は川に立ち入らないよう呼びかけている。
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 国土交通省関東地整によると、2月16日、群馬県伊勢崎市柴町にある工場から排出された水を検査したところ、基準値を超えるジクロロメタン、トリクロロエチレンなどの有害物質が検出された。
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 検出されたジクロロメタンは基準値の3500倍、トリクロロエチレンはおよそ7倍。
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 ジクロロメタンやトリクロロエチレンは金属を洗浄する際などに使われる薬品で、国立環境研究所によりますと、ジクロロメタンは人が飲み込むと呼吸器の障害を引き起こしたり、発がんの可能性があるという。
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 この工場は、伊勢崎市堀口町を流れる利根川水系の車川に排水している。現在は排水を止めて、群馬県と伊勢崎市が調査している。
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 工場は市の聞き取りに対し、「汚水処理の機械が故障し、きちんと処理ができていなかった」と話している。
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 国交省は、「水質汚染の可能性もあることから、詳細がわかるまで川に入らないでください」と呼びかけている。
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 国土交通省関東地方整備局は17日、車川の下流2地点で水質分析を行いいずれの物質も基準値を下回ったと発表しました。引き続き、水質調査の分析結果を注視していくとしている。
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