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   2024.03.08.
  不法投棄・自動運用型ドローン:監視の「目」に 
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三重県が導入模索!

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令和5年は㈱プロドローン(名古屋市天白区)が受注!
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 三重県内で後を絶たない産業廃棄物の不法投棄対策として、県が操縦者を必要としない「自動運用型ドローン」による監視の導入を模索している。2022年度に伊賀市内で実証実験に取り組み、23年度にも引き続き規模を拡大して実施中。実現すれば全国初の取り組みといい、被害地域の住民の期待は高いが、実用化に向けては課題も多い。 
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 奈良県、京都府と接する山あいにある伊賀市花垣地区。点在する休耕田に、木くずや砕石などの不法投棄が相次いでいる。「木々に囲まれて隠れ家みたいな田んぼもあって、のぞいてみたらいつの間にか捨てられている」。区長会会長の森中祐作さん(70)がため息をつく。
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 産廃だけでなく、道路脇には冷蔵庫や電子レンジといった家電製品、空き缶や使い捨てマスクなども転がる。地区内の各所には不法投棄を禁じる看板が100枚以上立てられているものの、被害は後を絶たない。生産する米や果物への風評被害を心配する声も。森中さんは「作物の品質に問題はなくても、イメージが悪くなってしまう。市や県に頼んで撤去してもらっているが、全部は目配りし切れない」と漏らす。
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 県によると、県内では年間30~50件、400~千トンの産廃が不法投棄されており、減少する兆しは見られない。
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【自動運用型ドローンによる不法投棄監視手法の実証事業を実施】
令和04年09月17日
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 三重県では、産業廃棄物の不法投棄が後を絶たない現状を踏まえ、不法投棄の早期発見や抑止効果も期待できるドローンによる監視手法の検討を進めています。
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 そこで、現地オペレータが操縦することなく事前にルート設定等を行ったドローン(自動運用型ドローン)を活用した監視手法にかかる実証事業を進めており、このたび、下記のとおり自動運用型ドローンの現地フライトを実施します。
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 なお、この実証事業は、令和4年12月に予定されている有人地区の目視外飛行(レベル4)の解禁等も踏まえ、実現可能性や実装に向けた運用上の課題を検証するために行うもの
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実施場所
  ドローン離発着場所:青蓮寺用水土地改良区事務所敷地内
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「令和5年度不法投棄等の未然防止・早期発見の自動運用型ドローン」監視手法の実証モデル事業 コンペ参加仕様書
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三重県環境生活部環境共生局廃棄物監視・指導課では、職員によるパトロールや民間警備会社への業務委託により実施している不法投棄の監視・指導業務(早期発見、継続的な監視パトロール)についての課題を整理し、“新たな監視・指導方法”の検討を進めているところである。
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年々増加する監視対象事案について効率的・効果的に監視・指導を行っていく必要があることから、令和4年度には「不法投棄等の未然防止・早期発見をはかるための自動運用型ドローンを活用した実証事業」(以下、「令和4年度実証」という。)を実施し、自動運用型ドローンによる監視の実現可能性を確認するとともに実装に向けた課題の洗い出しを行った。
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また、令和4年12月の改正航空法の施行により、県庁舎等をドローンの離発着地点とする不法投棄等の監視手法に関して、法律上の課題がクリアされたところである。
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本年度の業務では、令和4年度実証で明らかとなった課題を踏まえた“実際の監視モデル事業”を実施することにより、令和6年度以降の実装に繋げることを目的とする。
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委託業務の内容
(1)委託業務名 令和5年度不法投棄等の未然防止・早期発見をはかるための自動運用型
ドローンを活用した監視手法の実証モデル事業
(2)委託期間 契約締結日から令和6年3月29日までとする
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契約上限額
11,330,000円(消費税及び地方消費税を含む)
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令和5年5月25日発表
令和5年度不法投棄等の未然防止・早期発見をはかるための自動運用型ドローンを活用した監視手法の実証モデル事業業務委託の企画提案コンペの審査結果について
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 令和5年度不法投棄等の未然防止・早期発見をはかるための自動運用型ドローンを活用した監視手法の実証モデル事業業務委託に係る企画提案コンペの審査結果は次のとおりです。
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 最優秀提案者 
 株式会社プロドローン

 (愛知県名古屋市天白区中平一丁目115番地)
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