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   2024.04.16.
  群馬県経済:4月の金融経済概・況持ち直している・日銀! 
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19カ月連続で据え置き!
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2023年度の企業倒産・138件で大幅に増加!
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 日本銀行前橋支店は4月の経済概況を発表し、「県内の景気は、資源高の影響を受けつつも持ち直している」と19カ月連続で総括判断を据え置いた。
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 日銀前橋支店発表、4月の金融経済概況は、大手企業を中心に賃上げの動きなどがみられるとして、「資源高などの影響を受けつつも持ち直している」と19カ月連続で総括判断を据え置いた。
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 実体経済の動向を示す項目は、6項目中「公共投資」や「個人消費」など5項目で判断を据え置いた。
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「公共投資」は、「増加している」で変わらず、県発注の水道工事などの影響だという。
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「個人消費」は、「物価高の影響を受けつつも増加している」で変わらず、暖冬が冬物家電の販売に影響したものの観光地では訪問客数の増加に繋がったというす。
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 唯一判断が悪化したのが「設備投資」で、これまで高い伸びを見せていた反動から足元で一服感が生じているとして、24カ月ぶりに「全体としては増加」から「横ばい圏内の動き」に下方修正した。
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 肥後秀明支店長は、「大企業を中心に賃上げの動きが見られる中、中小を含めた賃上げと個人消費が重要」とコメントしています。
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 2023年度1年間に負債1000万円以上を抱えて倒産した企業は138件。
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 東京商工リサーチ前橋支店によると、2023年4月から2024年3月までの1年間で負債1000万円以上を抱えて倒産した県内企業は138件で、前年度に比べ63件増と大幅に増加した。
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 負債総額は、178億6600万円で前年度より13億900万円増加。原因として負債10億円以上の大型倒産が2件あったものの、30億円以上はなく、全体として負債総額の拡大には繋がらなかったという。
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 産業別で最も多いのはサービス業の40件で、前年度より倍増した。次いで、建設業が17件増の31件。
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 形態別では、破産が121件と最も多く、前年度より54件増えた。また、原因別では販売不振が117件と最も多く、次いで、既往のシワ寄せが8件増の12件。
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 販売不振と既往のシワ寄せを合わせると129件で全体の93.5%を占める結果となった。
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 同時に発表された3月1か月の倒産件数は12件で前の月より7件増え、負債総額は10億2300万円と4カ月ぶりに10億円を超えた。
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 産業別では建設業が最も多く4件、原因は販売不振が11件で最多。
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 東京商工リサーチ前橋支店によりますと、「円滑に資金調達できない息切れ倒産が押し上げる形で、企業倒産は増える可能性が高まっている」と分析している。  
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